森林の樹林下のやや湿り気のある所に多くみられる常緑の多年生。 ・根茎は長く横走して疎らに分岐し、麟片は褐色、針先状卵形、先が鋭く尖り刺毛がある。 ・葉柄は長さ15〜40cmで胞子葉はもっと長くなる。 ・葉は根茎から疎らに出て、葉身は単羽状、栄養葉と胞子葉の二形となる。 ・頂羽片は披針形〜長楕円状披針形、先が鋭く尖り基部は楔形〜円形、辺縁は波状鋸歯縁。先が尖る。 ・側羽片は通常1〜3対で頂羽片に比べて小さいがヒトツバコウモリシダ程ではない。 他にはホソバコウモリシダと、エラブコウモリシダ、 オオコウモリシダがあります。 |