高さ7〜10mの常緑高木。雌雄同株。若枝には灰白色の毛が密生し、のち無毛となる。
枝につくは葉は線形で7(6〜8)個が輪生し、株は茎と合着し、上半部は離生して反曲する。葉状枝はふつう緑褐色、
先端が垂れ下がり、長さ10〜27cm、節間は長さ3〜8mm縦に溝が走る。 普通枝の基部に雌花序、先端に雄花がつく。雌花は球形で長さ約4mm、赤色の花柱が細く伸びる。雄花序は狭円筒形、 長さ7〜20mm、幅約2mm。集合果は3年目に熟し、褐色、無毛、楕円形〜球状楕円形、長さ12〜25mm、幅10〜20mm。 果実は淡褐色、ごく扁平な倒卵状楕円形で長さ5〜8mm、上半分は翼となる。 分布はオーストラリア、マレーシア原産、沖縄。花期は4〜6月。よく似るものに カニンガムモクマオウがある。 |