オキナワスズムシソウ(沖縄鈴虫草)
別名:タシロアイ

キツネノマゴ科 イセハナビ属
Strobilanthes tashiroi

山地樹林下や林縁のやや湿った場所に生える多年生草本。
茎は分岐して高さ30〜50cmになり、 茎、枝とも稜があり、有毛、又は無毛。
葉は対生で卵状披針形〜披針形、長さ8〜13cm、幅1.5〜4cm、先は鋭く尖り基部は次第に狭くなり、 長さ0.5〜2cmの葉柄となる。縁は浅い鋸歯があり、上面は無毛、下面は白い軟毛がある。
穂状花序は頂生、又は上部の葉腋に出来、 花を疎らにつける。花冠は白〜淡青紫色で長さ役3cm、萼は2唇形で上部は5唇裂し、下部は2唇裂し多少有毛。
分布は喜界島・沖永良部島・沖縄島・伊平屋島・久米島。開花は12〜3月

国頭村 2015.1.19

国頭村 (左)2015.1.19  (右)2016.2.14



沖縄県の天然記念物に指定されているコノハチョウの
幼虫が食べる草(食草)という事で他によく似た
セイタカスズムシソウもある。


国頭村 2008.11.29

葉の縁は浅い鋸歯があり、上面は無毛、下面は白い軟毛がある。
大宜味村 2022.1.7

トップへ戻る



inserted by FC2 system