マネキシンジュガヤ(招き真珠萱)

カヤツリグサ科 シンジュガヤ属 
Seleria rugosa var. onoei

湿地に生える1年草。植物体は叢生し軟らかく、ほとんど無毛。小型で根は細く、赤褐色。有花径は高さ10〜30cm。
葉は軟らかく無毛、幅は約2mm、先端は短く尖る。葉鞘は翼がなく節間より短い。苞は葉状。
花序は2〜3個の分花序からなり、柄は湾曲する。小穂は雄花と雌花が隣合ってつき、長さ2〜4mm。
鱗片は狭卵形、鋭頭。痩果は球形、幅1.5〜2mm、灰白色、光沢があり、不規則な格子紋がある。痩果の基盤は浅く、 3裂し、鈍頭。柱頭は3岐。母種のケシンジュガヤには全体に白色の開出毛がある。
分布は本州(栃木、千葉、東海地方以西)四国、九州、南西諸島、朝鮮半島南部。開花は7〜10月。

恩納村 2021.8.11

恩納村 2021.6.12

恩納村 2021.8.11

恩納村 2021.8.11

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