ホウライカズラ (蓬莱蔓) 

マチン科 ホウライカズラ属
Gardneria nutans

山地の樹林内に生える常緑藤本で他の木に登り高さ5m以上になる。茎は緑色で無毛。
葉は皮質で対生、長楕円形〜卵形、全縁、長さ6〜14cm、幅5cm。葉柄は7〜15mm。若葉は緑色で リュウキュウチトセカズラ(リュウキュウホウライカズラ)の様な白斑は入らない。
上部の葉腋から花序をだし、1〜2個の花をつける。花柄は長さ5〜8mm、花冠は白色で後に淡黄色となり、深く5裂し、裂片は開くと反り返る。 液果は球形で径約1cm、赤熟する。
分布は関東南部〜屋久島、沖縄島北部。開花は6月。

国頭村 2016.12.24

蕾が出来ていました。
国頭村 2017.5.30

蕾から18日経過して花を見る。
国頭村 (左)2017.6.17 (中、右)2017.6.20

(左)葉柄は枝に流れて結合し、長さ7〜15mm。花冠は白色で基部まで5裂し裂片は反り返り、先が尖り外面は無毛、
内面に短毛が密生する。雄蕊は5本、長さ約6mm、花糸は短く、花糸から葯隔にかけて短毛が密生する。
国頭村 2017.6.20

果実の径は1cm。
国頭村 2016.12.24





林縁で新たな自生地を2か所見つかった。これで計4か所になる。

国頭村 2017.11.7

国頭村2018.12.25


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