フジボグサ(藤穂草)

マメ科 フジボグサ属
Uraria crinita


日当たりのよい山裾や草地に生える多年生草。全株に細毛があり、草丈は30〜150cm。
托葉は卵状披針形、1〜1.7cm、辺縁に長毛がある。 葉は2〜3対の奇数羽状複葉で、 小葉は楕円形〜楕円状長楕円形で、長さ8〜12cm、幅3〜7cm、先は鈍頭で、基部は円形〜浅心形で表面は無毛、 下面は脈状に微毛がある。
頂生する総状花序は円筒状で長さ20〜30cm、幅2cm位で長毛があり、花を密につける。花は双生、紅紫色、花弁は長さ7〜8mm。 莢果は無毛、鉛色で有節、各節は長さ2.5mm。
分布は石垣島、西表島。開花期は6〜10月。良く似るオオバフジボグサは葉が単葉〜3出葉。


西表島 2014.7.25


西表島 2014.7.25


西表島 2010.6.4


西表島 (左、中)2014.7.26 (右)2015.7.31


石垣島 2019.6.22


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