ヤナギイチゴ(柳苺)

イラクサ科 ヤナギイチゴ属
Debregeasia edulis

山裾、林縁に生える落葉低木。幹は直立して高さは2〜4m。枝を多数分岐します。
葉は互生し、披針形〜線状長楕円形、長さ5〜18cm、幅1〜3cm、鋭尖頭、基部は鈍形〜やや円形、3行脈、細鋸歯縁、 裏面に白綿毛が密布する。
花は雌雄異株又は同株。雄花も雌花も小型の団状花序になり、長さ約1cmの柄があり、 2個ずつ対につく。雄花は花被片4個、雌花は花被片が壺状に合着し、柱頭に白色の毛が密生する。
果実は橙黄色で径5〜7mmの球形の複合果となり、食べられる。
分布は本州(関東南部〜近畿南部)〜琉球、台湾、中国。開花は2〜5月。

葉が柳ににて、実が苺の様なのでこの名前が付いた。
国頭村 2006.5.4

国頭村 2021.2.26

球形の白い毛のあるのが雌花。その上に赤くついているのが雄花。赤い花被片の雄花に4本の雄しべ。
国頭村 2012.2.1

トップへ戻る

inserted by FC2 system