ヤエヤマラセイタソウ
(八重山羅背板草)
イラクサ科 ヤブマオ属
Boehmeria yaeyamensis
海岸の崖や岩の隙間、その近くの草地に生える亜低木状の多年草。草丈は30〜50cm。茎は荒毛を密布し、多少束生して分岐しない。 葉は対生し卵状円形、対の大きさは不同、縁は鈍鋸歯、上面は粗毛を散生ししわが多く、下面は粗毛を密生する。
雌雄異株で雌株は茎頂付近の葉腋の円錐花序で長さ3〜10cm。雄株はやや下側の葉腋に単生し長さ10〜20cm。
分布は石垣島、与那国島(固有種) 花期は3〜5月。
石垣島 2013.5.25
雌花序
石垣島 2013.5.25
石垣島 2018.4.25
葉腋につく雄花の花序。
石垣島 2019.7.18
トップへ戻る