タツノツメガヤ(龍の爪茅)

イネ科 タツノツメガヤ属
Dactyloctenium aegyptium

関東以西および小笠原から琉球諸島に分布する帰化植物。沖縄では普通にみられる雑草である。
稈はやや扁平で基部から斜上するか、直立して高さ10〜40cm、下方の節から根を出す。
葉身、葉鞘部には毛が多い。穂状花序は茎頂から3〜6本、放射状に出て長さ2〜5cm。 小穂は緑色、無柄で花軸の下に交互に2列に並び、先端は長さ2mmの刺状突起がある。
分布は小笠原、奄美、琉球。

中城村 2010.11.20

大宜味村の海岸でグンバイヒルガオの後方に群生。
大宜味村 2015.9.12

葉身、葉鞘部には毛が多い。
大宜味村 2015.9.12

第一包頴は長さ2mm、1脈があって先はわずかに突出、第二包頴の中央脈は長い芒となり抽出する。 小花は3〜4個。
大宜味村 2015.9.12

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