日当たりの良い荒地に生える高さ70〜150cmの多年草。太い幹が密に束生する。 葉身は長さ10〜40cm、幅5〜15cm、へりはややざらつき、上方の葉鞘は口部だけに疎らに長毛がある。 葉舌は高さ2〜4mm、上のへりは切形。 花序はほぼ直立、長さ10〜40cmの中軸に10〜20本の総をつけ、総は長さ4〜10cm、小穂は2〜3列。 小穂は卵形、長さ2〜2.7mm、第一包頴はなく、第二包頴は小穂と同長全体に微小な凸点と絹糸状の長毛がある。 第一小花の護頴は外側にあって扁平、へりに絹糸状の長毛があり中央脈が目立つ。第二小花は稔性があり、 護頴は小花よりやや小さく、光沢がある。 南米原産の帰化植物。開花は6〜9月。 |