タケトアゼナ(タケト畔菜)

アゼナ科 アゼナ属 
Lindernia dubia  (L.) Pennell subsp. dubia  Pennell.

水田や畔、湿地に生える1年草。北アメリカ原産の帰化植物。茎は基部でよく分岐し、斜上〜直立し高さ50cm程。
葉は対生し、長楕円形、基部は丸く茎を抱き、2〜3対の低い鋸歯があり、鈍頭。
花は葉腋に単生し、苞葉の1〜1.5倍の長い柄があり、花冠は白〜淡紫色の2唇形で下唇の基部には紫色の斑紋がある事が多い。 雄蕊は4個あるがうち2個は花糸のみで葯はない。開花は7〜10月
よく似るアメリカアゼナは葉の鋸歯の切れ込みが深く明瞭で、花柄が苞葉の0.5〜1倍長、 アゼナの葉には鋸歯が無い事で見分けられる。

大宜味村 2021.8.16

大宜味村 2021.8.16

花柄は長く苞葉の1〜1.5倍ある。葉の基部は丸く茎を抱き、2〜3対の低い鋸歯があり、先は鈍く尖る。
アメリカアゼナは花柄が苞葉の0.5〜1倍、鋸歯の切れ込みが深く明瞭、葉の基部はクサビ形で見分けがつく。
大宜味村 2021.8.16

トップへ戻る



inserted by FC2 system