タイワンマダケ(台湾真竹)
桂竹

イネ科 マタケ属
Phyllostachys makinoi Hayata

台湾原産の常緑性のタケ。集落近くに植栽され、そこから野生的に生育範囲を広げている。高さは10〜15m。
稈は直径4〜5cm、若い時は蝋質の白粉を帯びる。若い枝は稈も葉も緑色、成長すると黄色味を帯びる。 一節から2本の枝を出し、その後も2本づつ分岐する。葉は小枝の枝先に3〜5枚つき、披針形で長さ7~10cm、幅1.3〜1.5cm、肩毛の長さは3〜4mm、 葉舌の縁に細毛がある。葉鞘(竹の皮はマダケの斑紋は大きく濃いのに対して、タイワンマダケのものは、小さく薄いので区別が出来る。
筍は食用になり、枝は釣竿や箒等に利用される。

大宜味村  2023.6.18

大宜味村  2023.6.18

大宜味村  2023.6.18

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