スズメノコビエ (雀の小稗) 

イネ科 スズメノヒエ属
Paspalum scrobiculatum

他の畔や休耕田など湿気のある土地に生える多年草。稈は直立または斜上し、高さ40〜80cm。
葉は平らで長さ10〜30cm、幅3〜10m、表面と縁はざらつき、最下部の葉鞘と葉身に疎らに毛がある。
花序は3〜6本の総からなり、総は疎らに中軸につき、長さ3〜6cm、小穂を2〜3列にすき間なくつけ、中軸との分岐点に数本の長毛が 有るほかは無毛。
小穂は淡緑色、楕円形〜倒卵状楕円形、長さ2〜2.5mm、無毛、第一包頴はなく、第二包頴は小穂と同長で花軸側にあって膨れ出し、 第一小花(不稔)の護頴もほぼ同長で大部分は3〜5脈を持ち平ら。第二小花は稔性があり、小穂とほぼ同長、革質で光沢があり、褐色に熟する。
分布は本州(東海道以南〜琉球。花期は8〜10月。

西表島 2015.10.31

西表島 2015.10.31

西表島 2015.10.31

恩納村 2018.10.9

3月でも花が咲いてた。
東村 2019.3.13

トップへ戻る


inserted by FC2 system