シマソナレムグラ (島磯馴葎) 

アカネ科 シマザクラ属
Hedyotis racemosa

海岸の岩上や崖地に生える2年草(越年草)または多年草。全株無毛。
茎は4稜形で基部から分岐し、 直立〜斜上して高さ20〜40cmになる。
葉は対生し、やや多肉質表面は光沢があり、長楕円形、鋭尖頭〜鈍頭、長さ1〜3cm、幅0.7〜1.5cm。
花は枝先や上部の葉腋に集散花序となり、1〜数十個の花つける。花冠は白色、筒状で長さ1.5mm程度。顎裂片は三角形で 鋭頭、外面はときに紫色を帯びる。花喉に細毛がある。
刮ハは球形で径2〜3mm。先に4個の顎裂片が残る。 分布は八重山諸島、台湾、フィリピン。開花は3〜11月。

西表島 2018.10.19

西表島 2018.10.19

刮ハは球形で径2〜3mm。先に4個の顎裂片が残る。
西表島 2018.10.19

刮ハは球形で径2〜3mm。先に4個の顎裂片が残る。
宮古島 2021.3.15

トップへ戻る


inserted by FC2 system