シマイワカガミ(島岩鏡)
別名:シマイワウチワ

イワウメ科 イワウチワ属
Shortia rotundifolia

山地の崖面の湿った岩上に生える常緑の多年生草本。根茎は地中や岩上を横走し、長さ4〜6cmに達し、 その先に新たなロゼットを形成する事もある。
葉は短い地上径から放射状に10〜20枚を出し、卵形〜卵円形、薄革質、長さ2.5〜6.5cm、幅は2〜5.2cm、円頭、微鋸歯縁、 両面無毛で光沢があり、縁はやや波打ち、6〜18対の尖った鋸歯がある
葉柄は3〜8cm、その先に淡紅白色の花を1個つけ、径1cm未満、花冠は鐘形で5裂し、浅い鋸歯がある。 種子は楕円形で長さ0.8mm。
分布は沖縄島北部、石垣島、西表島、奄美大島南部。開花は7〜10月。

沖縄島(上)2007.9.29 (右)2013.7.14


2005.8.14
2005.8.14

茎や萼片の色がが赤っぽいのもありました。
2005.8.14


雄蕊は5個、葯が裂開すると黄色く見える。
国頭村 2011.9.4
国頭村 2011.9.4
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