トガリバルリミノキ(尖葉瑠璃実の木)

アカネ科 ルリミノキ属
Lasianthus japonicus Miq. var. taiheizanensis


樹林下のやや湿った所に生える常緑低木。高さは1〜2m、葉は単葉で対生、1平面に配列し、長楕円形〜広披針形、 全縁、長さ7〜13cm、先は次第に細くなりやや伸びて鋭頭、基部はくさび形。
花は葉腋につき、2〜3個、萼は小さく狭三角形、鐘形で早落性。短い柄を持つ。花冠は白色で高杯形、長さ1cm、 花筒は細く、長さ6mm、外面は無毛、内部には内面に軟毛がある。核果は球形で径6mm、瑠璃色に熟する。
分布は福岡、沖縄島。開花は4〜5月。東海〜屋久島に分布するルリミノキの変種とされ、葉が小型で裏の網脈が 不鮮明な傾向があるが、樹別しない見解もある(琉球の樹木:文一総合出版を参考)

この仲間で他にはオオバルリミノキマルバルリミノキタイワンルリミノキケシンテンルリミノキ
ニコゲルリミノキリュウキュウリミノキ(タシロルリミノキ)ケハダルリミノキルリミノキ、があります。

国頭村 2012.5.5

国頭村(左)2012.5.5 (右)2014.4.17

国頭村 2012.5.5

国頭村 2012.3.24

国頭村 2021.4.5

国頭村 2021.4.5

国頭村 2021.4.5


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