山地樹林下や林縁に生える常緑の低木。高さは2〜5mで疎らに枝を分岐し、小枝は太く無毛。 葉は革質で互生、円形で大きく7〜9裂、裂片は卵状長楕円形、先は鋭く尖り、粗い鋸歯縁、表面は深緑色で光沢がない。 枝端に長さ30〜50cmの大きな円錐状傘状花序を作り、白い花を咲かせる。花は径5mm。 果実は球形、径8mm位で黒熟する。 ヤツデの近縁種で基本種に比べると葉が薄く、指状の裂片が細長いなどの違いがある。花は1〜4月。 分布は奄美大島以南。 |
国頭村 2009.10.30 | 国頭村 2008.4.12 |