オオフサモ(大房藻)

アリノトウグサ科 フサモ属 
Myriophyllum aquaticum

世界の各地に帰化している多年生の水生植物。雌雄異株で、日本には雌株だけが帰化している。
根茎は円柱形で赤紫色を帯び、径5mm程度、水中を匍匐しながら茎を伸ばし、長さ1mほどになる。
空気中に伸びた茎に、糸状に細裂した無柄の葉を3〜7枚輪生し、緑白色、若い葉には疎らな毛がある。
花は葉の基部に2mmほどの円筒状花をつけ、柱頭の白毛が目立つ。結実はしない。花期は4〜6月。
切れた藻から不定根を出し、再生する能力に優れ、分布域を広げ定着先で群生する。観賞用として 導入されたものが野生化し、特定外来種に指定されている。
分布は本州、四国、九州、南アメリカ原産、北アメリカ、南ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア。

大宜味村 2015.11.9

大宜味村 2015.11.9


大宜味村 2015.11.9

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