主に石灰岩地域の樹林下に生える常緑低木。高さは1〜2m。 茎は疎らに分岐し、小枝には褐色の短毛があり、節部は扁平。 葉は長楕円形〜倒被針状長楕円形、長さ9〜20cm、幅3.5〜7.5cm、全縁又は波状縁、測脈は7〜8対、下面に突出る。 葉の上面は無毛で光沢があり、下面は脈上に細毛がある。托葉は3角形で長さ5mm、葉柄は7〜10mm。 花は葉腋に数個束生し、花冠は白色裂片は反り返り長さ3mm程度、内側に灰長毛がある。 核果は濃紫色、長さ8mm程度。 分布は奄美以南〜沖縄各島。開花は4〜5月。 |
この仲間で他にはリュウキュウルリミノキ、 マルバルリミノキ、 タイワンルリミノキ、 ニコゲルリミノキ、 ケシンテンルリミノキ、 トガリバルリミノキ、 ケハダルリミノキがあります。 大宜味村 2008.1.6 |
大宜味村 2008.1.6 大宜味村 2008.1.6 |
他のルリミノキ属に比べて葉が大きく、辺縁が波打ち、表面に光沢がある。 伊平屋島 2013.11.20 |
葉柄は7〜10mm。 石垣島 2014.3.25 |