オオバボンテンカ(大葉梵天花)

アオイ科 ボンテンカ属
Urena lobata

林縁や日当たりの良い草地でみられる亜低木。茎は直立して高さ60〜250cm、多少有毛で樹皮は繊維質。 葉は広卵形〜やや円形、長さ3〜9cm、先は尖り、基部は心形、縁は多少鋸歯があり、3〜5裂、下面は星毛散生〜灰白色の毛を密生する。
花は葉腋に単生〜束生し淡紅色、径1.7cm、萼片は5裂し、裂片は3角状披針形。室果は扁球形。
分布は九州の大隅半島以南〜沖縄各島。開花は9〜11月。 ボンテンカは花は似るが葉の形が違う。

国頭村 2013.10.3

(右)良く似たボンテンカの葉はやや小さくみえた。
(左)果実 国頭村 2016.11.30 (中:オオバボンテンカの葉)国頭村 2013.10.3(右:ボンテンカの葉)西表島 2015.2.14


国頭村 2016.11.30

国頭村 2017.10.13  

室果は扁球形で径8mm、分果は長さ4〜5mm、星状毛と鈎状毛があり、鈎状毛の先端には逆向きの小刺がある。
国頭村 2017.11.19

西表島 2018.10.17

トップへ戻る



inserted by FC2 system