オキナワミゾイチゴツナギ (沖縄溝苺繋) 

イネ科 イチゴツナギ属
Poa acroleuca Steud. var. ryukyuensis

日当たりの良い草地に生える1又短命な多年草。茎は20〜70p、葉は長さ10〜15cm、幅2〜5mm、葉舌は1mm前後。
円錐花序は10〜15cm、花序の枝はざらつく。小穂は2〜3花をつけ長さ2〜3mm。包穎は無毛又は微毛がある。葯は長さ0.5〜0.7cm、 護穎の側面は無毛〜ほぼ無毛(ミゾイチゴツナギは有毛)
分布は沖縄島本島の固有。人為的な影響の強い草地に生え、周りには同時期に外来種のミゾイチゴツナギモドキ、スズメノカタビラ等が 生えていて、短命な本種はその内見えなくなる。花期は4〜5月初旬。

本部町 2022.4.26

小花は2〜3個。葯の長さは護穎の1/4〜2/5。
本部町 2022.4.26

(中左)葉舌は1mm弱、毛は見えなかった。(中右)花序枝には突起がありざらつく。 (右)護衛の脈間に毛は見られなかった。小花には綴毛(もつれた毛)が見られた。
本部町 2022.4.26

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