日当たりの良い原野、畑地、路傍に生える直立またはつる性の多年草。草全体が灰白色で無毛〜ほとんど無毛。 稈は細く始め地を這い節で根を下ろし、分岐してその後直立〜斜上し高さ1〜2mになる。 葉は先が尖り、長さ10〜30cm、幅5〜10mm、基部は狭くなり多少柄がある。上方のものは次第に縮小する 円錐花序は疎らで長さ30〜90cm。花序の下のへら状包は披針形〜線状披針形、長さ4.5〜6cm。総は1つの無柄小穂と 2つの有柄小穂からなる。小穂は長さ8mm位、緑色又は帯紫色で無芒。 分布は奄美〜沖縄、台湾、華南、ヒマラヤ、インド、熱帯アジア、ポリネシア、オーストラリア。開花は6〜8月。 |
左半分は地上を這っている部分の一部 右側は斜上〜直立していた部分 |
1つの総(上の右側)の分解。無柄小穂1個と有柄小穂が2個。 小穂は無芒で5〜8mm |