ヌルデ(白膠木)
フシノキ

ウルシ科 ヌルデ属 
Rhus javanica  var. chinensis


山地の林縁に生える高さ2〜8mの落葉小高木。若枝には毛が密生する。
雌雄異株。 葉は奇数羽状複葉でやや厚く、長さ20〜40cm、鋸歯縁。小葉は4〜6対、長さ6〜15cm。 葉軸には翼がある。裏面は軟毛が密生して黄褐色。
花は枝先につく長さ20〜30cmの円錐花序に乳白色の小さな花を多数つける。 果実は偏球形で径約3mm、黄赤色に熟する。
分布は北海道〜九州、琉球ではまれに平地の2次林に生える。開花は8〜9月。

国頭村 2021.4.9

葉軸には翼がある。葉の裏面は軟毛が密生して黄褐色。若枝には毛が密生する。
国頭村 2021.4.9

葉の表面にも毛が見られた。
国頭村 2021.4.9

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