ニセアゼガヤ
(偽畔茅)
イネ科 アゼガヤ属
Diplachne uninervia Parodi
北アメリカから南アメリカにかけて分布している帰化の多年生草本。画像は石垣島と沖縄島の水田で見かけたもの。
基部は良く分岐し、叢生して株立になり、高さは1.5mほどになる。全体に灰緑色を帯びる。
円錐花序は長さ20cm程度、小穂は花序が段重なり円柱状で長さ6.5mmほど、6小花程からなり、護穎と内頴が部分的に薄墨色に色づく。 第一包頴の長さは1.7mm、第二包頴は長さ2.8mm。護頴の長さは2.8〜3mm、先は不整に4〜5裂し、中央の裂片の間から0.6mmほどの芒が出る。
(左)石垣市 2013.2.16 (右)大宜味村 2020.5.5
石垣市 2013.2.16
(左)石垣市 2013.2.16 (中・右)標本は採取から数日経過しています。大宜味村 2020.5.5
金武村 2021.7.10
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