本州関東以西、台湾や中国に自生する常緑つる性、無毛の木本。高さは5〜10m。 葉は掌状複葉で柄があり、小葉は5〜7枚、楕円形〜長卵形、長さ5〜10cm、全縁、 先は短く突出し、基部はやや円形、革質で表は光沢がある。 花は雌雄同株で葉腋に総状花序をつくり、3〜8個の花をつける。1個の花序に雄花は 3〜7個、雌花はそれより少し少ない。花冠は淡黄白色で内面に淡紅紫色の条があり、 花弁状の萼片が6個2列に並ぶ。萼片の外側の3個は披針形で長さ1.3〜2cm、内側の 3個は線形で雄花ではやや短い。果実は赤紫色に熟し長さ5〜8cm、食べられる。 分布は本州〜沖縄諸島、石垣、西表。開花は2〜4月。 国頭村2010.2.28 |
名護市 2011.10.16 |
東村 2008.2.10 | 2007.1.21 |