モミジチドメ(紅葉血止)

ウコギ科(←セリ科)チドメグサ属
Hydrocotyle benguetensis

  草地、原野でみられる多年生草本。茎は細かく匍伏又は直立する。通常節部から下根する。
葉は円形〜卵形で3深裂しさらに裂片も3裂する。葉柄や花柄は有毛。花は白色、葉腋から葉と対生して出る傘状花序に8〜12個つく。 果実はやや円形(西表で見たものは扁平で2分果していた。

足が沈む様なぬかるんだ草地で見つけた時は名前が分からず、 チドメグサの仲間としていたが、
後でこの名前を教えて貰った。他にナツノウナギツカミも自生していた。
西表島 11.12.25

蕾と果実の様子。葉は光沢がなく縁にごく疎らに毛があった。
西表島 11.12.25

傘形花序で花が4個、花弁の先が淡紅色だった。
西表島 11.12.25

こちらは茎や葉柄は緑色。
石垣島 13.5.25

石垣島でみた花の色は淡緑色だった。
(左)石垣島 2013.5.25 (右)分果はやや扁平で左右に分かれていた。西表島 2015.7.31

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