海岸に生える多年草。茎は基部は木質化し、分岐しながら節から根を下ろして地を這って広がる。 上部は斜上、又は直立する。雌雄同株、全体に白い粉を布き、灰白色に見えます。 葉は互生、又はやや対性、三角状〜菱形状卵形、基部はくさび形で短柄。両面に灰白色の鱗状毛を密生する。 花は頂生する穂状花序、又は葉腋にもつき、雄花雌花が団集状につく。雌花は2枚の小苞に包まれ花被はない。 果実は三角状菱形。小苞は果実時に大形化し、長さ、幅ともに6〜9mm。種子は赤褐色で卵球形。 分布は沖永良部島以南〜沖縄。開花は3〜6月。 |