マルバルリミノキ(丸葉瑠璃実の木)

アカネ科 ルリミノキ属
Lasianthus wallichii

林内に生える高さ1〜2mの常緑低木。茎は細く疎に分岐、黄褐色の開出毛を密布する。
葉はほぼ無柄で単葉、対生、全縁で長楕円形〜楕円形、長さ5〜10cm、先は急に尖る、基部はゆがんだ浅心形、表面は無毛、 裏面は軟毛が密生する。
花は葉腋に1〜3個つき、苞は線形で軟毛が密生する。花冠は白色、漏斗形で外面は無毛、又は長毛が散生し、 長さ8〜10mm、 先は5裂する。果実は球形で径6〜10mm、先に長毛のある萼裂片が残り、瑠璃色に熟する。
分布は屋久島以南〜琉球。台湾、中国南部、東南アジア、インド東北部、ニューギニア。開花は11月〜3月。

この仲間で他にはリュウキュウルリミノキオオバルリミノキタイワンルリミノキニコゲルリミノキ
ケハダルリミノキケシンテンルリミノキトガリバルリミノキ等がある。
大宜味村 07.12.7
大宜味村 05.12.4

国頭村 09.11.14

名護市 2013.3.18

名護市 2013.3.18

国頭村 2021.12.10


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