湿地や山地山裾等でみられる1年生草本。茎は匍匐、分岐して長さ2〜50cm、節から根を出し、微細網がある。 葉は1cm以下の短柄があり、倒卵状長楕円形〜長楕円形、長さ1.5〜5cm、幅1〜2cm、鈍〜円頭、基部は切形、 鋭い微鋸歯縁、上面は短粗毛を密布し、下面は無毛又は脈状に微毛がある。 茎頂に総状花序を作り、対生する花を疎らにつけ、苞は線状披針形、顎は鐘形5深裂し、花冠は紫色。 室果は狭円筒形で長さ15〜20mm、径1.5mm、顎から長く抽出する。種子は楕円形、表面に孔紋状の凹みがある。 分布は徳之島以南〜琉球。 |
国頭村 2005.8.14 |
国頭村 2005.10.22 |