クニガミサンショウヅル(国頭山椒蔓)

イラクサ科 ウワバミソウ属
Elatostema suzukii


本島北部の山地の渓流等の湿った岩の上で見かける高さ10〜15cmの
常緑の多年草。茎は円く斜上し、基部は匍ふくし根を下ろして広がる
葉は2列に互生して歪んだくさび状長楕円形で殆ど無毛、先は鈍く尖り、
上部には1〜2個の鈍鋸歯があり、長さ3〜35mm、幅5〜15mm、
上面は青緑色、下面は淡い白色。葉柄は長さ1〜2mm
花は小形で緑白色、雌雄異花で雄花は頭状花序をなし、雌花は集散花序
をなす。
分布は沖縄島北部。開花は2〜5月。

国頭村 2011.3.20

国頭村 2011.3.20

国頭村(左)2004.3.14 (右)2015.3.26

(左)国頭村2014.3.13 (中、右)2015.3.26

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