コウシュンウマノスズクサ(恒春馬の鈴草)

ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属 
Aristolochia zollingeriana

林縁や路傍の低木等に巻き付いて生育するつる性の多年草。全株無毛。長さは5mまたはそれ以上になる。
葉は薄い革質で三角状卵形〜菱形状心形で長5〜12cm、幅5〜9cm、基部は浅い心形、先は尖り、柄は長さ1.5〜3.5cm。 表面は光沢があり、裏面は淡い白色。葉脈は裏面に突出する。
花は葉腋に3〜4個付き、ラッパ状の筒形で褐黄色を帯び、長さ3〜3.5cm、径0.5〜1cm。萼筒の基部は円く膨れ、その先は筒状になり、 舷部は広がって卵状長楕円形で長さ3cm位になり、褐色を帯びるか条紋がある。
 刮ハは倒卵状広楕円形で、長さ3〜4cm、幅約2cm。種子は扁平で扇形。分布は宮古、尖閣諸島。開花は6〜8月。

宮古島 2022.5.9

宮古島 2022.5.9

宮古島 2021.3.16

宮古島 2022.5.9

刮ハは長さ3〜4cm、幅約2cm。種子は扁平で扇形。
宮古島 2021.3.16

トップへ戻る



inserted by FC2 system