低地の湿地に生える多年草。根茎の節間はごく短い。茎は扁平でごく狭い翼があり、幅1〜2mm、高さ30〜40cm。 茎葉は3〜4個、扁平で柔らかく、時に剣状線形になり、長さ10〜17cm、多管質で幅2〜3mm、葉耳は小型。 頭花は多数つき、凹状集散花序になり、4〜7個の頭花からなる。花被片は線状披針形で先が長く尖り、内花被片とも長さ4〜5mm。 雄しべは3本、葯はは花糸より短い。 刮ハは褐色3稜あり、先は尖り、花被片と同長かやや長い。種子は倒卵形で褐色、鉄さび色、 長さ0.6mm内外。 分布は北海道〜琉球、朝鮮半島、中国、インド、ヒマラヤ、シベリヤ東部、カムチャッカ。開花は6〜7月。 |