キミズ(木みず)

イラクサ科 サンショウソウ属
Pellionia scabra


山地の樹林下の渓流沿いなど湿った場所に生える低木状の多年草。高さは20〜50cm。
茎の基部は木質化して斜めに立ち上がり、灰色で短毛が密生する。
葉は互生で無柄、葉身は歪んだ披針形で長さ6〜10cm、低い鋸歯縁、先が尾状に尖り表面に粗毛、裏面の脈状に短毛がある。 雌雄同株で雌花は葉腋に球状に集り、花被片は5個。雄花は短柄があり茎の上部に付き、花被片は5個、背面の上部に突起があり雄蕊は5個。
痩果は楕円形で長さ0.8mmばかりで凸点がある。分布は本州(関東以西)〜琉球。開花は3〜5月。

国頭村 2012.3.24

茎の株は木質化して低木状になる。
国頭村 (左)2012.3.24 (右)2021.4.18

国頭村 2021.4.18

国頭村 2021.4.18

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