山地の路傍や林縁などに良く見られる多年草の蔓性草本。茎は5〜6肋稜があり、巻きひげを伸ばして他の植物について長さ3〜5mになり、2〜3岐する。
葉は円心形で3〜5に浅裂し、長さ幅とも10〜15cmで。葉裏には短い毛が密生しているのでこの名が付いている。
雄花序は長さ6〜12cm、包は長さ1〜1.5cm、花筒は長さ7cm。果実は楕円形で赤熟し、先端はくちばし状に尖る。 分布は九州大隅半島南部〜沖縄。 開花は3〜10月。 |
大宜見村 10.9.26 |
西表島 07.2.18 |
茎には5〜6個の稜がある。 |