イトアゼガヤ
(糸畔茅)
イネ科 アゼガヤ属
Leptochloa panicea
日当たりの良い草地、畑地に生える1年草。稈は根元から束生し高さ20〜70cm。
葉身は長さ3〜15cm、幅3〜6cm、茎や葉鞘にごく疎らな毛があり、毛の基部は膨れて硬点となる。
護頴は長さ0.8〜1mm、3脈があり表面に微毛を散生する。内頴は護頴とほぼ同長、葯は長さ0.1mm。
果実は球形〜卵形、径0.5mm。分布は九州南部(長崎県)以南で琉球には多い。開花は8〜9月。
葉舌は高さ0.5〜1.2mm。円錐花序は長さ10〜30cm、多くの総が中軸の節ごとに単生し、微小な小穂が2列に並ぶ。 総はアゼガヤよりさらに細かい。小穂は長さ1.3〜1.8mm、扁平で2〜3小花からなり白緑色〜淡紫色。 苞頴は不同長、背は竜骨となる。
名護市 2014.10.21
名護市 2014.10.21
名護市 2014.10.21
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