多年性常緑竹。稈は密に束生し、高さ3〜8m、径2〜4cm、上方は多少湾曲し、節間は20〜50cm、肉質で中央の空間は小さく、
若い時は稈面逆向きの細毛がある。 葉は小枝に3〜9(ー15)枚つき、狭披針形で長さ6〜15cm、無毛で平行脈がある。 花序はやや細めの稈に生じ、その稈には葉をつけない事が多い。小穂は枝の節及び先端に5〜9個づつ固まってつき、披針形で 長さ2〜3cm、黄緑色、4〜10個の小花からなる。 支那の原産で全世界の暖帯地方に広く分布し、農地防風林、生垣用、竹材用として栽培されている。 九州、琉球では逸出し、野生状も見られる。 |