ヒメチゴザサ(姫稚児笹)

イネ科 ヒメチゴザサ属 
Cyrtococcum patens

湿った草地、湿地に生える1年草。稈は19〜90cm程、長く這い節から発根する。節は10程度、短毛が生える。
葉身は披針形で短毛が生え、長さ1〜4cm、幅1.7〜4.5mm程。葉舌は長さ0.3〜0.4mm、紙質で先は鈍頭。
花序は散開し、卵形で5〜8cm程になる。小穂は長さ、1.3〜1.6mm、卵形で側方から扁平、2小花がある。
第1包頴は紙質、長さ1mm、1脈がある。第2包頴は3が脈あり、長さ1.7mm。第2小花の護頴は長さ1.2mm、革質、無毛で5脈があり鈍頭。 内頴は護頴とほぼ同長、同質、長さ1.3mm、2脈あり、竜骨はない。葯は3本。
分布は小笠原諸島、沖縄以南。台湾、中国南部、インド,マレーシア。

大宜味村 2019.8.3

大宜味村 2019.8.3

大宜味村 2019.8.3

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