ヒジハリノキ(肘張の木)
シナミサオノキ

アカネ科 ベンカラ属
Randia sinensis

石灰岩地の低地林内、林縁に生える常緑低木で高さは1〜4m。全株無毛。小枝はやや丸く径2mm位。
葉は薄い革質、単葉、対生、 全縁で長楕円形〜長楕円状披針形、長さ8〜17cm、幅2〜5cm、先は鈍く尖り、測脈は4〜5対。葉柄は長さ7〜8mmで葉腋から 硬く鋭い刺がひじを張った様に1対出る。
花序は枝先に出来る散房花序でやや球状、花序の軸は花軸より短い。花は白色で長い柄があり、 花冠は白色で筒形、先は4〜5裂。果実は細毛が多く、球形、黒熟、径7〜10mm。
分布は石垣島、台湾、中国(分布域の北限で、国内唯一の産地)開花は2〜5月。


石垣島 2014.3.21


直角に出て長く伸びる面白い枝だった

石垣島 2014.3.21

葉は薄い革質、単葉、対生、 全縁で長楕円形〜長楕円状披針形
石垣島 2014.3.22

石垣島 2019.6.22

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