ヘツカニガキ
(辺塚苦木)
アカネ科 タニワタリノキ属
Sinoadina racemosa
高さ5〜20mの落葉高木。樹皮は帯紫灰白色。
葉は対生、薄い革質で長さ5〜10cm、幅4〜7cm、卵形〜卵状楕円形で 急尖頭、基部は円形〜浅い心形、表面は無毛で光沢があり、裏面は10対内外の隆起する側脈がある。
花は数個集まって5〜6cmの頭状花序をなし、花軸は円形で径5mm位、花は淡黄色白色、花冠は筒状で先は浅く5裂、 花柱は糸状で花冠より4mm位長くなる。果実はくさび状、長さ3mm位。
名前は鹿児島県辺塚に由来する。分布は四国、九州南部、徳之島〜沖縄、久米島、伊平屋。 開花は5〜6月。
(左)蕾 国頭村 2011.5.26 (右)開花 伊平屋村 2014.6.1
国頭村 2011.5.26
大宜見村 2012.5.23
(左)伊平屋島 2014.6.1 (右)新葉の頃 大宜味村16.3.27
紅葉の頃
国頭村 2016.9.27
国頭村 2016.9.27
新しい自生地が2か所見つかったので、開花の経過をみた。
(左)国頭村2019.5.1 (中)国頭村 2019.5.15 (右)東村 2019.6.11
開花が始まって1週間で満開になる。
国頭村 2019.6.11
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