ハチジョウススキ(八丈薄)  

イネ科 ススキ属
Miscanthus condensatus

海岸の岩上や岩周辺の草地に生える大型の多年草。根茎は短く、稈は高さ1〜2.5m、基部の太さは2cm以上にも達し、 束生して大きな株になる。葉身は扁平で幅1.5〜4cm、上面は緑色で光沢があり両面平滑、ざらつきは少ない。
葉身の基部には白毛が集まって付き、葉舌は高さ2cm、上縁は切形で無毛。
円錐花序は長さ20〜30cm、小穂は総に密生、柄の長いものと短いものが双生し、長さ5〜7mm、包穎は小穂と同長、5〜7脈あり、 背面には長毛を密生する。2小花よりなり、下方小花は護穎のみに退化し、内穎を欠く。上方小花は稔性小花で護穎の先が深く 2裂し、その間から小穂と同長の芒が出る。
分布は本州(関東、東海道以南)〜琉球、台湾、フィリピン。開花は8〜10月。

国頭村 2015.11.3

国頭村 2015.11.3

2011.9.24

国頭村 2015.11.3

国頭村 2015.11.3

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