低地の湿地やその周辺、低山の貧栄養地の湿った場所生える多年草。茎は円筒状、又は扁円筒状で直立し、高さ20〜60cm。
葉は茎より短く、2〜3個つき、幅は2mm程度、円筒状単管質、明瞭な隔壁があり、葉耳は白色。 頭花は多数、凹集散花序状、通常3〜6花だが多い時7〜8花。花被片は緑色、披針形で先は長く尖り、雄しべは3個。 刮ハは褐色で光沢があり、3稜状長楕円形〜披針形で先は次第に狭くなり尖る。花被片より長い。 種子は鉄さび色、倒卵形で長さ0.5〜0.6mm。 分布は北海道〜琉球、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、ブータン、スリランカ。 開花は8〜10月。 |