ハリコウガイゼキショウ(針笄石菖)

イグサ科 イグサ属
Juncus wallichianus  

低地の湿地やその周辺、低山の貧栄養地の湿った場所生える多年草。茎は円筒状、又は扁円筒状で直立し、高さ20〜60cm。 葉は茎より短く、2〜3個つき、幅は2mm程度、円筒状単管質、明瞭な隔壁があり、葉耳は白色。
頭花は多数、凹集散花序状、通常3〜6花だが多い時7〜8花。花被片は緑色、披針形で先は長く尖り、雄しべは3個。
刮ハは褐色で光沢があり、3稜状長楕円形〜披針形で先は次第に狭くなり尖る。花被片より長い。 種子は鉄さび色、倒卵形で長さ0.5〜0.6mm。
分布は北海道〜琉球、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、ブータン、スリランカ。 開花は8〜10月。

国頭村 2014.6.7

年によっては繁殖を広げ足の踏み場もない位だったが、その後数は減り、落ち着いている。
国頭村 2014.6.7

日当たりの良い貧栄養地の湿った場所でも見かけた。
恩納村 2019.5.12

恩納村 2019.5.12

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