草地、路傍に生える多年草。太い稈を叢生させ、高さ50〜100cm以上となる。稈の節は長い毛を密生する。 葉は線形、先は糸状に伸び、長さ30〜75cm、幅5〜30mm、葉鞘に接する所が最も幅広い。葉鞘には粗毛があり、毛の基部は 乳頭状に膨らむ。葉舌は高さ3〜5mm。 花序は長さ20〜40cm、各節から3〜4個枝分れし、最下節には枝が輪生する。小穂は長さ3mm、第一包穎は高さ小穂の1/3、 第二包穎は小穂と同長で3脈があり、内に2小花がある。第一小花は不念、第二包穎とほぼ同長、稔性小花の護穎は ちりめん状の横しわがあり、両側は強く果実を包む。 分布は熱帯アフリカ原産、熱帯地域を中心に広く牧草として栽培される。開花は6〜8月。 |