フクギ(福木) 

オトギリソウ科(テリハボク科として分類している図鑑もある)フクギ属
Zephyranthes candida

フィリピンが原産で、高さは15メートルにもなります。まっすぐに育つことや、固い幹や分厚い葉をもつことなどから、 ぼう風林やぼう火林として植えられました。沖縄の着物にかかせない黄色のせん料が、木の皮からとれる事でも 知られています。5−6月に黄白色の花を一杯に付けた後、実がなり、やがて、実が黄色に熟すと、 コウモリがやってきて実を突つくそうです。木の下に、黄色の熟した実がたくさん落ちて嫌がられる話も・・・分布は 沖縄、台湾、フィリピン。

(左)本部町備瀬のフクギ並木 (右)国頭村 安波ダム公園 


雄花 2005.6.5

果実


雌花と果実 2013.6.27


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