エノコログサ(狗尾草)

イネ科 エノコログサ属 
Setaria viridis

道端、草地など各地に生える1年草。稈は下方で枝を分けて直立し、高さ20〜80cm。
葉は線形、長さ5〜20cm、幅5〜18mm、両面共無毛。葉鞘は基部まで裂けてへりに短毛を列生、葉舌は毛状。
円錐花序は円柱状、長さ3〜7cm、幅約8mm、小穂と刺毛が密生する。刺毛には上向きの小刺が並ぶ。 第一包頴は長さが小穂の1/3〜2/5、第二包頴は小穂と殆ど同長で5脈をもつ。第一小花(不稔)の護頴も小穂と同長。 小穂の基部に長さ8〜12oの刺毛がある。 分布は日本全土。開花は7〜10月。

浦添市 2020.7.19

葉は線形、両面共無毛。稈は下方で枝を分ける。
浦添市 2020.7.19

葉鞘は基部まで裂けてへりに短毛を列生、葉舌は毛状。画像の葉鞘はかなり毛が多かった。 花序には小穂と刺毛が密生する。
浦添市 2020.7.19

小穂の基部に長さ8〜12oの刺毛があり、刺毛には上向きの小刺が並ぶ。
浦添市 2020.7.19

トップへ戻る



inserted by FC2 system