アリサンミズ
(阿里山ミズ)
イラクサ科 ミズ属
Pilea aquarum subsp. brevicornuta
別名シマミズ、ヒメミズ。雌雄同株又は異株。
山地のやや湿った草の多い場所に生える多年草。草丈は10〜50cm。
茎は紅色を帯びる。葉は対生だが大きさが不揃いで、長楕円状披針形
卵状楕円形。葉柄は長さ0.5〜6cm。雄花序は葉腋に1〜2個出し、長い
柄をもつ集散花序。雌花序は葉腋から1〜2個出て、短い柄があり、
雄花序より小さい。痩果は卵状楕円形、長さ0.5mm程度。
分布は奄美、徳之島以南〜沖縄各島。 花期は2〜4月
名護市 2009.2.14
(左)雄花、柄が長い (中、右)雌花、柄は短い
西表島 2013.2.17
葉は対生だが大きさが不揃いで、長楕円状披針形、卵状楕円形
国頭村 (左)2015.3.21 (右)2018.4.5
雄花
国頭村 2018.3.21
雌花 痩果の表面には小突起が多く頂端に毛筆状の柱頭を宿存する。
国頭村 2018.4.5
トップへ戻る