山地林下、海岸近くに生える常緑の高木。樹皮は灰色で厚く縦しわがあって樹液を分泌する。
小枝は葉の下面、花序と共に赤褐色の絹毛を密布する。葉は革質で1〜3cmの葉柄があり、互生、楕円形〜倒卵形〜長楕円形で先が尖る。
花は葉腋又は葉痕腋に両性花と雌花をつける個体、まれに両者が混在する個体がある。両性花はやや半開し、径6〜7mm、花冠はごく淡緑白色、
雌花は殆ど開かず花冠は短く退化して花冠は短く退化し、萼の内側に隠れたまま柱頭が突出する。
果実は倒卵状球形の液果で長さ1〜1.5cm、黒熟する。 分布は小笠原諸島、琉球列島、台湾〜東南アジア。開花は3〜5月。 大東島にはコバノアカテツがあります。 |