アイダガヤ

イネ科 ヒメアブラススキ属 
Bothriochloa haenkei

荒地、草地、路傍に生える多年生草本。稈は分岐は少なく高さは80〜150cm、節部は無毛又は有毛。
葉は狭線形、扁平、長さ20〜30cm、幅5〜10mm、鋭尖頭、基部には開出した長毛を散生し、辺縁はざらつく。
円錐花序は複生し狭円錐状、長さ15〜20cm。下方の枝は4〜8本の総が輪生する。有柄と無柄の小穂が対になってつき、 無柄小穂の基部には長さ0.8mm位の白色毛束がある。第一包頴の背面にやや広い溝があり、第4頴には長い芒がある。 有柄小穂は無柄小穂よりも小さく芒はない。 モンツキガヤによく似るが花序の色が薄く、花序の枝が多いので見分ける。(両方を見分けない見解も多いそうです)
分布は小笠原諸島、沖縄県、台湾、中国南部、インド、マレーシア。

東村 2020.10.28

東村 2020.10.28

東村 2020.10.28

小穂の詳細は今後観察して追加します。
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