平地の草原、休耕田等に生える1年草〜多年草。南アフリカ原産の帰化植物。 稈は高さ0.8〜1.5m、無毛、太い匍ふく枝を伸ばし、節部から根や稈を出す。 葉は線形で長さ7〜20cm、幅3〜5mm、中央脈に沿って2つ折りとなり、基部に軟毛が入る。 葉鞘の口部と葉舌の上に長い軟毛がある。 穂状花序は稈の頂に7〜15個つき、長さ6〜10cm、無柄の小穂が2列に並ぶ。小穂は淡褐色、長さ3.5mm、3小花からなり、 1個が有性で他は無性。 分布は熱帯、亜熱帯〜暖帯で牧草として栽培され、沖縄では野生化している。開花は9~10月。 |