ザンパシロミルスベリヒユ( 残波白みる滑りひゆ)

ハマミズナ科(←ツルナ科) ミルスベリヒユ属
Sesuvium portulacastrum var. 未定

ミルスベリヒユの変種としてシロミルスベリヒユがあるが、 その仲間で萼片の先が丸く、花が杯状に咲くタイプで2015年に 沖縄生物学会誌で発表されたもの。(沖縄県西原町の植物研究家の嘉弥真国男さんの研究による。) 海沿いの隆起石灰岩の岩上に生え、草丈は20〜50cmで分岐する多肉質の茎の節部より根を下ろして広がる。
(以下沖縄県内の新聞に記載された文を引用)
花びらの先端がとがっているシロミルスベリヒユに比べ丸みがあり、花は杯状に咲く。 さらにめしべが通常三つのところ、「ザンパ−」は六つあり、種ができる子房も普通は3個つのところ5個ある。 そのため種が2500個ほどあり、従来の2.5倍多い。


読谷村 2015.10.5

シロミルスベリヒユに比べると葉が細長く、花弁状の萼片の先は円い。
読谷村 2015.10.5

読谷村 2016.5.25


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