山地の明るい所や湿った川沿いの草地等に見られる大型の多年生シダ。茎は長く匍匐し毛状鱗片がある。
葉身は先端の成長が止まらないため大型となり、長さ2m位になり、2回羽状から4回羽状に切れ込む事もある。
熱帯ではつる性となり更に大きく成長する。茶褐色をした葉柄に羽片が規則正しく対性になって付く。 葉脈は遊離小脈のない網状脈で辺縁に達しない。ソーラスは裂片の辺縁につく。 分布は伊豆諸島、伊豆半島、紀伊半島、徳島県、九州、琉球列島。 |
(左)若い葉の先端 (右)ソーラスは反り返った裂片の縁に沿って付く。葉裏は灰白色。 |